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2018-06-22
毎回くっきりと捺印するために!
印鑑を押したときによくなりがちなのが、カスレや欠けではないでしょうか。
いつも上手く押せないか、2回に一回は上手く押せない、という方もいるようです。
いつでもくっきりと捺印する方法があるなら知りたいと思いませんか。
そこで、今回は、どうすれば毎回くっきりと捺印することができるのかについてご紹介いたします。
正しい力の掛け方
カスレや欠けの第一の原因として考えられるのは、押すときの力の入れ方が正しくないという事です。
印面全体が均等に紙の側へ接するようにすることが重要です。
そっと静かに、ぶれないように素早く紙面に印鑑をあてましょう。
理想的な押し方は、重心を移動しながら押していくのが良いとされています。
ポイントは、平仮名の「の」を描くように中央から外へ力を掛けていくことです。
この時にあまり力を入れ過ぎるとずれることもありますので、適度な力加減になるように注意するようにしましょう。
最後に「し」を描くようにしてから、紙面から離せばきれいに仕上がります。
正しい押し場所の選び方
カスレや欠けの別の原因は、くっきりと押せないような場所で押している場合です。
ガラステーブルのような硬質なまったくの平面の上では、印面と紙面が馴染みにくくきれいに捺せません。
逆に布製品や手のひらのような軟らかい場所も力を均等にかけることができません。
力が均等にかかると同時に、適度に馴染む面を選ぶことが大切となります。
厚紙を重ねたものや漫画雑誌など、ある程度の厚みがあって硬く、しかも表面にわずかに凹凸があるものが良いでしょう。
きれいに捺印する裏ワザ
または割り箸の紙袋を下敷きにして押印し、そのままの状態で、やや力を緩めつつ紙袋を滑らすように引き抜くという方法もあります。
引き抜くときに下に当たる表面の凹凸が変化していくため、結果として印面全体に力がかかる、ということのようですね。
ただし、紙が動かないように注意する必要があります。
裏技ではありませんが、くっきりと押印するのに最適なのは、やはり捺印マットです。
ラバー質ですから力を入れても横にずれにくいですし、表面が適度に変形し印面に馴染むので安心です。
いくつかの方法をご紹介しましたが、ちょっと工夫するだけで、毎回くっきり捺印することが可能になります。
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