彫り変え
carving
素材はそのままで使いたい(譲りたい)
彫り変えは、印章(ハンコ)の印面を削り、譲る方の新たな名前や引き続き使用する場合の同一名書体違いなどで彫刻します。
役所に登録されている「実印」の場合、登録の抹消が必要ですが新しく登録する事で上書きされます。
詳しくは登録される役所に お問い合わせ下さい。彫り変えのメリットは、ハンコの印面を真っさらにできる事です。
他人名義のハンコとなる場合も、 現存の印面(彫刻面)を全て削り取ります。
印材は少し(印面の状態により1~5mm)短くなりますが、無地に戻した状態で 新たにお名前を彫刻致します。
彫り変えと彫り替えの違い
呼び方の違いはありますが、ほぼ同義語です。
違いでいうとお客様各々の依頼理由によります。
彫り変えの場合、姓が変わった為名前を変えて彫る、または別名に変えて譲る時。
また、枠や印面の損傷で印影が判別出来難くなった為、リニューアルするなどです。
彫り替えは、書体や配字を変えて印面を新しくする事です。高級素材の場合は新調するよりも安価に できます。
素材によって難易度が変わり作業によって費用も変わります。
まずは店舗にお持ちいただけると幸いです。
費用を安く抑えるために
ハンコの保存状態によっても、作業の難易度が変わります。
綺麗な状態で使うことで普段から 突然必要になった時でも、捺し直しや再登録などの手間がなくなることに加え、ハンコを 新しくしたいときでも費用を抑えて彫り変えを行うことができます。ハンコを永く大切に 使うために、質の良いケースに入れましょう。
彫り直しや彫り変えは、印章の新規購入の 費用を節約するためにも効果的で、天然素材の節約でエコロジーの一環と言えるでしょう。
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