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新着情報

2018-11-23

実印の偽造や悪用について

テクノロジーの進歩と共に偽造の技術も年々向上しています。

紙幣の偽造は有名ですが、間接的に金銭を得られるものとして狙われるのが実印です。

そもそもしっかりと保管しておけば実印を盗むことは難しい事ですので、保管方法が重要になります。

 

実印を盗まなくても?

では、実印そのものがなくても押印された印影があればそれをもとに偽造することができるとしたらどうでしょうか。

実は、技術的には可能になっていると言われています。近年話題になっている3Dプリンターの存在です。

パソコンで印影を読み取り、データを少し加工するだけで、あとは3Dプリンターがコピーを作ってくれてしまうのです。

家庭用は精度が低いのですが、業務用のマシンならかなり精度が高いものに偽造できるのではないかと考えられています。

 

 

テクノロジーの進歩は良い面をもたらしてくれますが、それと同時に悪い面ももたらしてしまいます。

では、もし実印が悪用されるとどんなことになるのでしょうか。

典型的なのは、借金の連帯保証人や借主本人とされてしまうことでしょう。または住宅や自動車の購入・売却を本人が知らない間に行うなどです。

もし本当に経験したら相当なショックで立ち直れなくなるかもしれません。それに住宅の場合は生活の基盤がなくなることになりますから、家族全員が大きな影響を被るでしょう。

 

 

片方だけでも紛失したら

実印の効力は印鑑証明書が揃うことによって本来の意味を持ちます。

ですから、実印だけ、印鑑証明書だけ盗まれてもすぐには被害とはならないと見なされていましたが、

先ほどお話しました 3Dプリンターの登場で紙に押された印影さえあれば、そこから実印のコピーを作ることは技術的に可能な時代になっています。

ですので、実印か印鑑証明書のどちらか一方でも紛失すると注意が必要となります。

印鑑証明書だけでは大丈夫とは言え、そこの印影をもとに偽の実印を作ることができれば、実質的には2つのアイテムが揃うことになってしまうのです。

 

 

悪用を予防するには

できる予防策として考えられるのは、もしもどちらかを紛失してしまった場合は、登録した自治体の役所に行き、印鑑登録の廃止および変更手続きをするようにしましょう。

そうすればもとの実印は無効になるので、悪用される心配がなくなります。

いずれにしても紛失しないのが一番ですから、よく管理するようにしましょう。盗まれたり騙し取られたりしたときは、警察署に被害届を出しておきましょう。

 

 

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